日本医療マネジメント学会
第20回長崎支部学術集会
《大会テーマ》
このまちでつなぐ・このまちで支える・このまちで生きる
成功裏に終了いたしました。
ご協力ありがとうございました。
ご挨拶
第20回長崎支部学術集会 会長
川崎 浩二[長崎大学病院 地域医療連携センター長]
日本医療マネジメント学会 第20回長崎支部学術集会を2020年2月15日(土)に長崎大学医学部記念講堂・良順会館において開催いたしました。
厚生労働省のデータによると、2016年の「健康寿命」は、男性72.1歳、女性74.8歳、「平均寿命」との差は、男性8.8年、女性12.4年となっています。医療がいくら進歩しても、この「健康寿命」と「平均寿命」の差をなくすことはできません。これからの医療は、単に病気を治すだけでなく、健康とは言えないこの9~12年間の生活を如何にサポートするかが問われてきます。また医療関係者だけでは、それを支えることはできません。地域包括ケアシステムとは、まさにこの期間をケアできる体制を作るための地域住民総出の「まちづくり」として考えていく必要があります。
今回の学術集会では、地域包括ケアシステムの原点に立ち返り、テーマを「このまちでつなぐ・このまちで支える・このまちで生きる」としました。
本学術集会は、長崎県下の医療・福祉関連の多職種が一堂に会し、研究成果を発表して意見交換を行う場となっています。また今回は3名の講師をお迎えしてテーマに関連したシンポジウムも企画しました。
皆さまのご参加をお待ちしております。News
A会場、B会場のプログラムを追加しました。タイムテーブルを公開しました。2019年12月16日(月)17:00で「演題募集」を締め切りました。 多数のご応募、ありがとうございました。開催概要
日時
2020年2月15日(土)11:30 開場,12:45開演
会場
内容
1.シンポジウム「病院と地域のネットワーク~その人らしい生活を実現するために~」
シンポジスト
高山義浩 先生(沖縄県立中部病院 感染症内科/地域ケア科・副部長)
演題名:「病院に求められる地域包括ケアとの連携」
櫃本真聿 先生(日本医師会総合政策研究機構 客員研究員)
演題名:「生活に戻すための医療~入院前から退院支援~」
小林利彦 先生(浜松医科大学病院 医療福祉支援センター長)演題名:「地域を支える医療・介護・福祉関係者に期待される資質と行動」
<各先生のご略歴>
2.一般演題(口演)
参加費
学会会員 1,000円
学会非会員 3,000円
学生 500円ご略歴
高山 義浩(たかやま よしひろ)
沖縄県立中部病院感染症内科/地域ケア科・副部長
長崎大学大学院医歯薬学総合研究科新興感染症病態制御学系博士課程
日本医師会総合政策研究機構・非常勤研究員
沖縄県地域包括ケアシステム推進会議・在宅医療介護連携部会長1995年 東京大学医学部保健学科卒
2002年 山口大学医学部医学科卒
2004年 長野厚生連佐久総合病院総合診療科
2008年 厚生労働省健康局結核感染症課
2010年 沖縄県立中部病院感染症内科
2012年 同地域ケア科併任
2014年 厚生労働省医政局地域医療計画課
2015年 現職櫃本 真聿(ひつもと しんいち)
日本医師会総合政策研究機構 客員研究員
四国医療産業研究所 所長
1954年大阪市生まれの山口県下関市育ち。1979年愛媛大学医学部(第一期生)卒の医学博士。同大学助手後、愛媛県内の保健所長、県保健福祉部健康増進課長など行政職を経て再び大学に戻り、医療介護福祉機関との連携に奔走しながら、“入院前から退院支援”をコンセプトに生活に戻すための医療をマネジメントする「愛媛大学病院総合診療サポートセンター」を立ち上げる。現在は日本医師会総合政策研究機構客員研究員として、地域包括ケア時代を活き抜く地域づくりを推進するために、日医総研や滋賀県・三重県をはじめとする全国の医療介護及び行政関連のアドバイザーも務めながら、講演やコンサルタント業務で全国行脚の日々を送っている。一方産業衛生分野において、労働衛生コンサルタントして、長時間労働やメンタルヘルス対策など、働き方改革の推進に取り組んでいる。主な著書に「生活を分断しない医療」(ライフ出版)や、「地域包括ケア時代の地域に根ざした医療の創り方」(日総研)がある。ラジオ・FM愛媛で20年余りに渡ってパーソナリティーも続けており、テレビ愛媛のニュース番組のコメンテーターも務めている。
【兼 務】
滋賀県基本構想策定委員 同県医療福祉アドバイザー,
三重県医療介護連携アドバイザー他市アドバイザー等、順風会顧問(天山病院 産業保健支援室長)、その他産業医
【資 格】
医師、医学博士、労働衛生コンサルタント、日本公衆衛生学会認定専門家 結核指導者他
【委 員 等】
日本医師会 地域包括ケア推進委員会アドバイザー、日本医療マネジメント学会・愛媛県支部長、日本医療連携研究会 理事他
【研究分野】
公衆衛生 ヘルスプロモーションの推進 保健・医療・福祉マネジメント、ケースメソッドによる人材育成
【所属学会】
日本公衆衛生学会、日本医療マネジメント学会、日本産業衛生学会、日本疫学会等
【そ の 他】
日本公衆衛生学会奨励賞受賞(1992年)
FM愛媛 「櫃本真聿のcare of life」(毎週土曜日 7:00~7:30)他
【著 書】
「生活を分断しない医療」~医療に依存する時代から医療を生活資源として活用する時代へ~(2013 ライフ出版社)
「地域連携論」~医療・看護・介護・福祉の協働と包括的支援~(2014オーム社)
「地域包括ケア時代の地域に根ざした医療の創り方」(2017.7 日総研)他
【その他】
ブログ 櫃本真聿.COM(hitsumotoshinichi.com)小林 利彦(こばやし としひこ)
浜松医科大学医学部附属病院 医療福祉支援センター長(特任教授)
静岡県医師会理事
1983年 浜松医科大学医学部卒
1983年 静岡県立総合病院 麻酔科 ・ 焼津市立総合病院 外科
1985年 浜松医科大学医学部附属病院 第一外科
1988年 富士宮市立病院 外科
1993年 浜松医科大学医学部附属病院 第一外科助手
2000年 浜松医科大学医学部附属病院 第一外科講師
2003年 有玉病院 副院長
2004年 浜松医科大学医学部附属病院 第一外科講師
2008年 浜松医科大学医学部附属病院 副病院長兼任(2012年まで)
2009年 浜松医科大学医学部附属病院 医療福祉支援センター特任准教授
2010年 浜松医科大学医学部附属病院 医療福祉支援センター特任教授
現在にいたる★ ポスター
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学術集会 会長
川崎 浩二
[長崎大学病院 地域医療連携センター長]
学術集会事務局
長崎大学病院 医事課
担当:吉井孝博・向田圭介〒852-8501 長崎市坂本1-7-1
TEL:095-819-7228, FAX:095-819-7305
メール: jhm_nagasaki@ml.nagasaki-u.ac.jp
© 2019 (Photo by Koji Kawasaki)